生鮮食品の真空包装で商品構成を拡大して売り場を充実、消費期限の延長で食品ロスを軽減
今回は、当社グループのスーパーマーケット精肉部門様向けに”生鮮強化”の取り組みの一環として導入提案した真空包装機をご紹介させて頂きます。
CUSTOMER
東海地域を中心に事業展開するスーパーマーケットの精肉部門
東海圏を中心として全国13の都道府県に展開している当社グループのスーパーマーケットです。今回お取り引きをさせていただいたのは、そこでインストア加工販売を担う精肉部です。”生鮮強化”の取り組みが掲げられる中、原体販売に注力。しかし平日などは売れ残ることが多く悩まれていました。
お客さまのお悩み
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大容量のブロック肉がなかなか売れない。
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食品ロス(廃棄)の作業負荷やコストを減らしたい。
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商品の品ぞろえを増やしたい。
お客さまのお悩みを中部流通の"現場力"が解決いたします。
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豊富なサイズに小分けで販売するために「真空包装機」を導入
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冷凍から高温ボイル殺菌や熱充填まで対応した真空包装で消費期限を延長
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「加工」と「包装」によって販売できる商品の幅が拡大
改善効果
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大容量のブロック肉を小分け販売することで売上増
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真空包装による消費期限の延長で食品ロスや廃棄を軽減
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多様な量目のアイテム展開できたことで豊富な商品陳列を実現
中部流通の"現場力"を
インタビュー
CONSULTANT
資材部
冨田
提案に⾄った経緯や背景について教えてください。
今回私がご提案したお客様は、当社グループのスーパーマーケットです。魅力ある”生鮮食品”を強みとしており、さらに強化する取り組みの一環として精肉部門に提案を行いました。
提案のきっかけとしましては、当時は揚げ物や味付肉の量り売り販売、原体をそのまま販売などされていて、特に6kg以上の原体販売がなかなか売れず、精肉部門のバイヤー様と一緒に、もっと売れる方法を考え始めたことがきっかけです。
お客様の提案後の反応を教えてください。
真空包装をする前は、売れ残りが多くて廃棄によるコストや作業時間に悩まれていましたが、包装機で小分け販売を本格稼働し始めてからは、商品ラインナップも売上も増えて、さらに消費期限の延長で食品ロスという社会貢献もできてと、バイヤー様もたいへん喜んでおられました。
[Before]原体販売
[After]小分け販売
売上数量は上がりましたか?
原体販売のみの時は1ヶ月に3個から5個程度でしたが、小分けで販売するようになってからは、各部位ごとに約50個から100個ペースで売れたとのことです。