当社オリジナルのカウンタークロスを開発!コスト削減と品質改善で販路を拡大!
様々な物の値上がある中、お店で使う消耗品のコスト削減は大きな課題となっています。
お店で加工する生鮮食品や惣菜を扱うバックヤードを常に清潔な状態を保つために様々な消耗品が使われます。
そんな消耗品は値上があったからといって使用を中止することはできません。
品質を下げて価格を維持しても使い勝手が悪くなり作業効率が下がってしまうなどの弊害が考えられます。
消耗品を長年扱う当社としては、品質を維持させながら値上も抑制していきたいところです。
今回は汚れを拭き取るために使う「カウンタークロス」を自社オリジナル商品として開発し、お客様により良い商品をより安く提供する提案事例をご紹介させていただきます。
カウンタークロスとは
カウンタークロスとは、汚れを拭き取るための不織布です。レーヨンとポリエステルが素材として使用されています。
台拭き、食器拭き、ドリップ吸収など業務用、ご家庭用と様々なシーンで活躍する使い捨ての布巾です。
しっかり洗うことによって、数回であれば使い回しが可能です。
ピンクやブルーといった色の種類もあるため、場所によって使い分けがしやすくなっています。
CUSTOMER
当社グループのスーパーマーケット
お客様に安心安全な食品をお届けするためにバックヤードの衛生管理は欠かせません。
私たちが日々、新鮮で美味しい食品を食べることができる裏ではそういったお店の努力や工夫のおかげです。
食品自体の値上や光熱費など関わるほとんどのもののコスト上昇がある中、欠かすことができない消耗品も値上げがあるのは痛手です。
毎日使うものだからこそ、より良いものをより安く仕入をしたいのはいうまでもありません。
お客さまのお悩み
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色々とコストが上昇しているので、何かでコスト削減は必ず行いたい
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消耗品の品質は維持したい、さらに向上させたい
お客さまのお悩みを中部流通の"現場力"が解決いたします。
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solution
データを活用して数値と状況を分析、仕入改善できる商品を明確にした
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solution
当社の輸入機能も活用し、価格メリットを出した
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カウンタークロスの厚みを上げて品質向上まで行った
改善効果
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大幅なコスト削減をすることができた
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他グループ会社でも統一して使用することで、さらなるコスト削減につながった
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厚みを上げることができたため、へたり難くなって使用できる回数が増えた
中部流通の"現場力"を
インタビュー
CONSULTANT
販売部資材課 住原
提案に⾄った経緯や背景について教えてください。
メーカーよりカウンタークロスの値上の打診があったことがきっかけです。
値上幅が大きく、年間でみるとかなりのコストアップになってしまうことが分かりました。
ニュースでも発表はされていますが、小売業にとって光熱費の値上げによる利益への影響はとても大きく、さらに消耗品といった必需品までコストアップしてしまうのはとても辛い状況です。
よくある対策として、素材を薄くする、サイズを変えるといったグレードダウンが提案されます。
確かに価格は下がるか維持できるかもしれませんが、使い勝手が悪くなって作業効率も悪くなってしまったら意味がありません。
品質を維持、できれば向上させてコスト削減も実現させるという難問をどうやって解決しようかと考えた時、もっと自社輸入の調達機能を活用すれば良いでのはと思いました。
提案のポイントはどこですか?
総合力の発揮がポイントです。
当社はグループ企業のみならず、外部のお客様も多数いらっしゃいますので販売力に期待できます。
また、海外にも関連会社があって輸入をすることも可能です。加えて商品開発も行っていますのでただ仕入をするだけでなく、開発から行えます。
開発・仕入・販売、全てを自社で行うというまさに総合力をフル活用することができました。
部署をまたいだ開発や、試作品のテストなど協力いただいた皆様にはとても感謝しています。
お客様からの評価はどうですか?
お客様からは、「今までより安くなった上に厚みが増して良かったです
」や「前より丈夫になりました」というお褒めの言葉をいただきました。
私も自社調達でスペック向上を実現できて本当に良かったと思っています。
さらに拡販して、さらにコスト削減をしていきたいので、今後もカウンタークロスの販売には力を入れていきます。