調達力と購買力で値上対策!スーパーの生鮮部門で使う白衣のコスト削減を実現しました
スーパーマーケットの生鮮部門向けに白衣の値上対策として入札や仕様の見直しを行い、値上のコスト削減を実現した事例をご紹介します。
CUSTOMER
当社グループのスーパーマーケット
様々な物の値上が続いています。そのような状況の中、生鮮部門で使う白衣も値上の話が上がりました。白衣は衛生のためにも日々の加工作業で必ず必要な服であり、値上をそのまま反映させるとかなりのコストアップになります。そのため少しでも値上を抑制し、コスト削減をしていく必要があります。
中部流通の"現場力"で
お客様のお悩みを解決!
お客さまのお悩み
-
原材料やユーティリティなどのコスト高騰が続いているため、少しでも可能なところでコスト削減をしたい
-
白衣は日々の加工作業に要で、欠品してしまうと業務に支障が出る
-
コスト削減するからといって品質は下げたくない
提案した解決策
-
制服メーカー複数社で入札を行った
-
サイズを集約し、生産のばらつきを減らした
-
品質に影響しないコスト削減策を実現した
改善効果
-
POINT
値上金額を大幅に抑えることができた
-
POINT
欠品リスク軽減、生産コスト削減をすることができた
-
POINT
品質維持と同時に、時代に沿ったジェンダーレス仕様になった
販売部資材課
今回は私たちが提案させていただきました。
中部流通の資材課では、店舗や工場向けに包装資材・消耗品、什器・備品の取り扱いをしております。お困りごとがございましたら、ぜひお気軽にご相談ください。
調達力と購買力を活かした入札でコスト削減
今の状況の中で値上そのものをなくすことはできませんが、少しでも値上抑制・コスト削減につながる対策はすることができます。
すぐに実行できる対策として品質をグレードダウンするという方法もありますが、その影響で使い勝手が悪くなってしまっては意味がありません。
そこで、品質は維持しながら調達力と購買力をフル活用できる入札を行い、各メーカーと交渉を行いながらコストメリットが出せるような対策をとりました。私たちの取扱アイテムや取引業社の幅広さのメリットを発揮しています。
サイズを集約して、欠品リスク軽減と生産コストの見直しを行いました
今回の白衣のリニューアル前は、男女別々でそれぞれ何種類もサイズを用意していました。
種類が多いとそれだけ生産の回数も増やさないといけないので、生産が追いつかない場合は欠品の可能性があり、生産コストも増えます。
ニーズに合わせてサイズの種類を集約することで、一つのサイズの生産量を多くすることができて作業効率も良くなり、欠品リスクも生産コストも軽減させることができます。加えて、在庫管理も行いやすくなりました。
時代に沿ったジェンダーレス制服を取り入れました
アパレル業界では男女の区分けにとらわれないユニセックス商品の販売が増えてきています。
店舗ではメンズ・レディース一体型ゾーンの新設、家族・カップルのお揃いコーデやシェアコーデの提案も見かけるようになりました。
ジェンダーレスの流れは制服や作業着でも主流になりつつあります。制服メーカーの取扱商品でも白衣カテゴリーはおよそ8割が男女兼用です。サイズ集約と同時に男女の区別を撤廃することで、より選びやすい仕様になりました。
私たちの品質に対するこだわり
先ほども述べましたが、品質をグレードダウンしてコスト削減をするという方法もあります。しかし、その影響で使い勝手が悪くなってしまっては意味がありません。
食品を加工するためには衛生面の徹底も欠かせません。加工作業に必要な白衣ももちろん衛生に関わります。また、私たちは白衣の他にも食品加工に使う手袋など衛生消耗品を幅広く取り扱っております。
商品開発部門もありますので、これまで蓄積した品質に関わるノウハウを活かしながら商品調達も行ってきました。もちろん、これからも品質に関するこだわりをアップデートし続けていきます。