商品シールの手貼り作業を自動化!人による作業を減らし、省力化に貢献しました

パッケージに付ける商品シールの貼り作業を、手貼りから自動貼りに変える提案をさせていただき、省力化につながった事例をご紹介します。

CUSTOMER

当社グループの惣菜工場

惣菜の工場では毎日お店で販売するための惣菜を製造しています。売上アップとともに店舗数も増えていけば、加工数も上がり、より効率的な作業が求められます。今回は手貼りで行っていた商品シールの貼り付け作業を自動化する提案をさせていただきました。

中部流通の"現場力"で
お客様のお悩みを解決!

お客さまのお悩み


  • 商品シールの手貼り作業を改善した

  • 既設ラインでの機械調整は難しい

  • 透明シールは仕様上、自動貼りが難しい

提案した解決策


  • 手貼りから自動貼りへの作業改善提案をした

  • 現場を訪れ、ラインへの最適化をサポート

  • 自動貼り機に合うようにシールの仕様改善も提案した

改善効果


  1. POINT

    シール貼りを自動化することで省力化ができた

  2. POINT

    機械メーカーも一緒になった現場調整で、ラインの最適化をすることができた

  3. POINT

    機械に適したラベルによって安定した自動貼りに成功

販売部資材課

今回は私たちが提案させていただきました。
中部流通の資材課では、店舗や工場向けに包装資材・消耗品、什器・備品の取り扱いをしております。お困りごとがございましたら、ぜひお気軽にご相談ください。

当初検討していた案の2パターンから最適な方を選びました

シールのロール仕上げとシート仕上げの比較

商品シールのタイプはロール状のものと、シート状のものがあります。今回改善したかったのはシート仕上げの商品シールの手貼り作業です。

シールの手貼り作業を改善するために当初考えたパターンは、トレーに直接マークを印刷するか、シールを自動貼りにするかの2パターンでした。

トレーに印刷することは技術的に可能ですが、コストが割高になってしまうため今回は見送ることになりました。
包装の難易度で言えばトレーへの印刷にした方が簡単です。それでもよりメリットのある方を選び、難易度の高い方へ挑戦していくのも私たちのこだわりです。


現場を訪問させていただき、機械の最適化をサポート!

既設ラインの改修ということで、まずは工場の中を訪問させていただき、しっかりと打ち合わせを重ねました。
現状のラインの流れを理解し、今までの作業に影響が出ないように調整をしていきます。

現場を見て今のままで問題ないのか、実際に試してみたらどうなるかという現場目線での提案に重きを置いています。そのためにも、まずは現場へ訪問することが大切です。

そして今回は実際に現場テストを行なってみると、シールがうまく貼れないという問題が出てきました。


自動貼りが難しいという問題も解決しました

自動貼りに対応させるためにシールの仕上げをロール状にすれば良いだけというわけにはいきませんでした。
商品シールがほとんど透明なため、機械がシールの色をうまく認識できないという問題が発生したのです。

透明シールは背景色がないので機械での認識が難しい

他にもシール位置が安定しないなど導入までの壁がいくつも立ちはだかりました。

そんな状況でも、試行錯誤を繰り返し、シールの仕様を改善することで最後にはバッチリ安定した貼り付けができるようになりました。

試行錯誤を重ね、自動貼りに成功した様子

消耗品・資材という分野から省力化を提案させていただきます

今回の提案では、商品シールの手貼りを自動化させることに成功し、省力化をすることができました。今まで通りでは自動化が困難だったシールの仕様を最適化させることで自動貼りを実現しています。

私たちは他にも様々な種類の消耗品・資材を取り扱っています。

当初案として考えていたトレーへの印刷も特注品としてご用意させていただくことが可能です。その他、消耗品・資材という分野で省力化に貢献してきた経験もたくさんあります。

人手不足や作業の効率化にお悩みの方はぜひ中部流通までお気軽にご相談ください。

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