桃缶のパッケージデザインを制作!狙ったターゲットに刺さるデザインを制作し、商品開発のサポートをさせていただきました
スーパーマーケットで新しく販売する桃缶のパッケージデザインを制作し、商品開発・売上アップのサポートをさせていただいた事例をご紹介します。
CUSTOMER
当社グループのスーパーマーケットの食品部門
売上アップ・利益改善のために、フルーツ缶品群で新しく桃缶の商品開発が行われていました。今回はその桃缶のパッケージデザイン制作をご依頼いただきました。パッケージデザインは商品の印象を左右し、売上アップにつながるとても大切な要素です。売上アップ・利益改善につなげることのできる売れるパッケージにすることも重要な課題の一つといえます。
中部流通の"現場力"で
お客様のお悩みを解決!
お客さまのお悩み
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商品の価格やイメージなど、商品コンセプトに合った売れるパッケージデザインにしたい
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狙ったターゲットに刺さるパッケージデザインにしたい
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パッケージデザインだけでなく、販促のためにPOPもつくりたい
提案した解決策
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ヒアリングを丁寧に行い、市場調査や商品理解を深めることによってデザインの方向性を決定した
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他商品も含めたフルーツ缶の販売データを分析してより具体的にターゲットを定め、デザイン制作を行った
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商品イメージにぴったりな桃のシズル感が伝わるPOPを制作した
改善効果
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POINT
販売開始から間もない期間でも、今回デザインを担当した桃缶がフルーツ缶部門の売上1位になった
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POINT
40代~70代の女性を主なターゲットとしてデザインを制作した結果、実際に狙った通りの層によく購入されている
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POINT
POPでシズル感を伝えることによって、売場で商品を目立たせることができた

商品開発課
今回は私たちが提案させていただきました。
中部流通の商品開発課では、パッケージデザインの制作を承っております。お困りごとがございましたら、ぜひお気軽にご相談ください。

商品コンセプトに合ったデザインのために、事前調査も大切にしています
良いデザインを作るためには、市場調査などデザイン制作に取りかかる前の方向性検討や仮説立ても大切なプロセスです。今回もヒアリングや市場調査、データ分析を重ね最終的に商品コンセプトに合ったデザインを提案することができました。
開発当初は、「完熟」「旬採れ」を強調したいなどのご要望やデザインイメージも共有いただきましたが、イメージにぴったりなデザインを出し切ることができませんでした。
そこで、商品スペックの理解をより深めたり、購入者データの細かい分析・再度の市場調査を重ねることによって仮説立てを改めて行いました。
狙ったターゲットに刺さるデザインを制作しました

こちらが今回採用されたパッケージデザインです。
「完熟」や「女性らしさ」を意識したデザインで、全体的に優しい雰囲気を出しながら、文字の太さや桃のイラストで線を太くして重厚で高級感も感じられるようにしています。
デザイン制作において特に重視したのは、「価格」とターゲット層です。開発が進められていた桃缶は、お店で販売しているフルーツ缶品群の中でも高価格帯に当たり、主婦層やお年寄りの方をターゲットにしたいという想いがありました。
そこで、デザインからも価格の要素を感じられるように高級感が伝わるデザインを目指しました。また、ターゲット層に関しては、これまでのフルーツ缶品群の販売データを分析し、40代〜70歳以上の女性をターゲットにすると効果があると仮説を立てました。
パッケージデザインのほか、POPの制作もさせていただきました
POPとは、お店の店頭や売場に置かれた商品の宣伝や展示物のことです。「ポップ」「ピーオーピー」と呼ばれ、商品を目立たせる効果があります。
今回制作させていただいたPOPはこちらです。

桃のピンクをメインに配色し、みずみずしい桃のイメージ写真を使用することで美味しそうなシズル感を演出しています。
他商品との差別化にもなり、売場で消費者の目を引き手に取っていただける効果を引き出せるデザインにすることができたと実感しています。
パッケージデザインで売上アップに貢献!
販売されてからそれほど期間が過ぎたわけではありませんが、直近数ヶ月で桃缶がフルーツ缶部門の売上1位になりました。もちろんパッケージだけが要因ではありませんが、パッケージも売上アップにつながる重要な要素の一つであることは間違いありません。
また、販売データを見てもターゲットの40代〜70歳以上の女性によく購入されていることが分かり、狙った通りの効果が出ています。
緻密な事前準備と仮説に沿ったデザイン制作で、ご要望に応えることができ、売上にもつながるパッケージデザインを制作することができました。
今後も期待に応えることができるデザイン制作に一生懸命取り組んでいきたいと思います。
