恵方巻きハーフサイズの提案で例年の食品ロス(廃棄)を削減

今回は、スーパーマーケット水産部門様向けにイベント商品の”恵方巻き”に関する例年の課題であった食品ロス(廃棄)について、一般のお客様のニーズも踏まえた取り組みをご紹介させて頂きます。

CUSTOMER

スーパーマーケット水産部門

スーパーマーケット水産部門

いまや節分時期のイベント商品として全国的に定着した”恵方巻き”。正月明けの2月期にたった数日で売上に大きく貢献する商品だが、一方で大量の売れ残りによる廃棄に悩まれていました。

お客さまのお悩み

  • ”恵方巻き”の売れ残りによる大量廃棄を抑えたい。

  • 一般消費者のニーズに応える商品を試したい。

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お客さまのお悩みを中部流通の"現場力"が解決いたします。

  1. solution

    近年の食品ロス対策や小売スーパーの動向を調査

  2. solution

    例年の一本まるごとサイズを半分にした食べやすい”ハーフサイズ”を提案

改善効果

  • 近年の食品ロス対策の高まりと一般消費者のニーズ調査で精度の高い提案。

  • ”恵方巻き”の廃棄コスト削減と前年対比で売上62%増。

中部流通の"現場力"を
インタビュー

CONSULTANT

中部流通 高田

資材部 流通資材課
高田

提案に⾄った経緯や背景について教えてください。

今回のお客様であるスーパーマーケットの水産部門様では、節分イベント商品の”恵方巻き”に纏わる積年の課題”2月3日明けに訪れる大量廃棄問題”についてお悩みでした。
通常だと2月期は正月明けの閑散期となりますが、”恵方巻き”はたった数日で大きな売上を作れるので、お客様も毎年力を入れた取り組みです。一般のお客様の購入機会を絶やさないよう製造するあまり、大量の売れ残りによる廃棄に悩まれていました。

今回の提案での気を付けたことを教えてください。

食品ロス(廃棄)は、いまや地球規模の社会問題としてメディアでも取り上げられ、業界各企業が対策をするのは、あたり前のこととなってきました。この流れにお客様が乗り遅れないよう、他社の取り組みや資材メーカーの事例など、日々の情報収集から最適なご提案ができるように心掛けました。

お客様からの評価はどうですか?

”恵方巻き”の売上は前年との比較で約160%と好調でした。ハーフサイズは『たべきれない』という一般のお客様への提案でもありましたので、良い結果につなげることができたと、ご満足いただけました。
次回以降の提案にも、おおいに期待していただくことができました。

1本サイズの恵方巻

Before:1本サイズ

ハーフサイズの恵方巻

After:ハーフサイズ

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